D+SECT_Mana2

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おまたせしました!

本日、12月15日は待ちに待ったMoi dix Moisの3年ぶりのニュー・アルバム『D+SECT』の発売日!
そこで、333music.netではMoi dix MoisのManaサマにインタビューを敢行。
アルバムへの想いや、
それぞれの曲について、
12月24日、恵比寿リキッドルームで行われる
”Dis infernoⅧ Presents
D+SECT Release Live ~Dark Xmas Eve Night~”
についてテレパシーで交信していただきました。
ここでしか明かしていない衝撃の事実もあるかも!?

Manaサマのブログに書いてあるように、
ニュー・アルバム『D+SECT』を存分に聴いて、
それぞれに解釈・理解した後、
このインタビューをじっくり読んでみてください。


☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆

ーー3年ぶりですね、フル・アルバムの発売は。Moi dix Mois、遂に沈黙を破る!って感じですか?
Mana:ま、そうなんですかね(微笑)。前作『DIXANADU』を作り終えてから、分島花音っていう女性アーティストの1stアルバムを丸々1枚、作曲からアレンジ、コンセプトとかいろいろ含めてやっていて。2ndアルバムも7割くらいは曲を書いていたので、そっちの作業に時間を費やしたぶん、Moi dix Moisの作業がちょっと遅れたんです。
ーーそうでしたか。決して休んでいたわけではない、と。
Mana:はい。
ーーそうですよね、夏にはKoziさん(MALICE MIZER)と一緒にツアーを回ったりしてましたものね。
Mana:2年前くらいですかね…久々に合って、ちょっと一緒にやってみようって話になって。そこで得た刺激を入れつつ、Moi dix Moisのアルバムに向けて新曲をちびちび作ってましたね。
ーーそれがようやく形になったのが、ニュー・アルバム『D+SECT』。”SECT”は”宗派”という意味なので意訳すると”Dの宗派”? ここでいうところの”D”とは何を意味するんでしょうか?
Mana:”D”はいろんな意味を含めて。今回、暗黒的なイメージが強かったので”Dark”とか、その中でも美しさも追求していたので”Decadence”とか…いろんな意味を含めての”D”です。
ーープロローグ、エピローグ的な1曲目と最後の曲、そして世界観を変えるフックになっている中間の曲と3曲のインストゥルメンタルを含めた全13曲。順を追って聴くとひとつのストーリーが見えるような感じがするんです。まず始めに、棺を開けて蘇り、あれこれ展開して、また崩れていく…というような流れを。
Mana:フフフ…どうでしょうね(微笑)。
ーー本作では、そういったコンセプトはありますか?
Mana:そことはまた違う観点ではあるんですが、コンセプトとして今回は僕の原点に戻りたいなっていうのがあって。
ーー原点回帰?
Mana:はい。こんだけ(前作から時間が)あいてしまったので、一番好きな音を詰め込みたいっていうのがあったんです。パイプオルガンとかチェンバロとか、そういった僕のフェイバリット・サウンドをまず入れて、一番好きな世界観であるゴシック・ホラーの世界を描きたいな、というのが第一にありまして。歌詞でもMoi dix Moisというひとつの宗派を、より色濃く描きたいな、というところですかね。わかりやすくいうと映画『オーメン』とか『サスペリア』とかのオカルト・ホラーの世界。幼少期に一番、興味を持ったものなので。ずっと僕はオカルトの世界観に惹かれて生きているんです。
ーーそれは以前からおっしゃってますものね。
Mana:はい、一番好きです。
ーーとはいえ、本作中にはエロティックな世界を表現した楽曲も、いくつかありません?
Mana:あぁ……はい(微笑)。
ーー本作におけるサウンドの特徴、今までと違う点といえば?
Mana:今回はソプラノをスゴく使いたくて。前作は入ってないんですよ。
ーーええ、本作ではコーラスが多用されてますね。そのソプラノのメロディーが導く曲もかなりあるし。
Mana:なので、前作と音的に大きく違うのはソプラノだと思います。僕の中でオカルト的なイメージをサウンドで表現するには、どうしてもそれは欠かせない、と。とはいっても、11曲目の「Dead Scape」にはゴシック・ホラーの要素はないんですが(笑)。
ーーその辺の詳しいお話は全曲解説の方でお願いします。では1曲ずつ詳しく伺わせてください。

     *     *

M1 「In paradisum」[SE]
ーーアルバム『D+SECT』のプロローグともいえるインストゥルメンタルですね。
Mana:本作のテーマは凝縮はされてると思います。初っ端から合唱になってますので。Sethくんがテノールをやってます。
ーータイトルは英語ではない?
Mana:これはたぶん、ラテン語です。”paradisum”は”パラダイス”ですね。タイトルは、あるレクイエム、ミサ曲に、かなりインスパイヤーされてる部分があるので、そこから引用してます。

M2 「The Seventh Veil」
ーーブラスの音が入ってるのは、珍しいのでは?
Mana:そうですね、なかなかブラスで始まるのはないので珍しいと思うんですけど。ま、ブラスと歌詞の一部とをかけてあるので。『ヨハネの黙示録』という予言の書を知ってる人は、そのラッパの意味をわかるんじゃないか?と。
ーータイトルにある"Seventh"も。
Mana:それも『ヨハネの黙示録』に出てくる”第七の封印”にも関係してるし。あと、僕は人間の心理学を自分なりに軽く研究してるんですけど(笑)、人の意識下の”7つのベール”に真実が隠れている、というのがありまして。その2つの要素をミックスしています。
ーーベールを脱いで、これまで3年余り沈黙していたMoi dix Moisの世界が再び解き放たれる、というような意味があるのか、と思ってました。
Mana:それもありますけどね。いろんなものにかかってきてます。Moi dix Moisの新たな幕と、応援してくれてる人達の幕…いろんなものに繋がってます。

M3 「Witchcraft」
ーータイトルは”魔術””妖術”という意味ですね?
Mana:僕は子供の頃から、魔術とか妖術とかにスゴく興味がありまして。よくそういう本を読んでいたんです。
ーー子供の頃って、そういうものに興味を持ちますよね。ねんりき煙とか駄菓子屋で買って遊んだり。
Mana:まぁ、僕も遊びましたけど(笑)。あれはゴミが出るだけなんですけど(笑)。
ーー確かに(笑)。
Mana:とにかく未知なる力には興味があったので、魔術系には、ものスゴく興味を抱いていたんです。それを思い出して歌詞にしたんですね。
ーーとはいえ、これは個人的な感想なんですが、サビの辺り、かなりエロティックで甘美な雰囲気じゃないですか?
Mana:ま、サビとかはシーン的に若干、エロティックな部分もあるので、それを上手く表現してもらいたいな、と、表情をつけて歌ってもらいました。
ーー色っぽくて艶っぽいですよ。
Mana:その辺、うまくいったな、とは思ってます。

M4 「The SECT」
ーー”宗派”という意味のタイトルのこの曲、歌詞に♪変わらぬ 世界を告げる♪とあるように、”Moi dix Moisの世界観は貫かれてるんだ”という意思表示に思えたんですね。
Mana:はい。これが今回のアルバムのひとつのベースにはなってるので。タイトルに”SECT”という同じ言葉を用いてるし。これがひとつのMoi dix Moisの世界だっていうのが、一番表現されてる曲ではないかな?とは思ってます。
ーー内容はファンへ向けてのもの、ともとれるし、”Moi dix Mois教典”のような感じもしますし。
Mana:まぁ、そうとも言えるかな…。
ーーサウンドの面でいえば、ツイン・ギターがとっても綺麗。
Mana:ああ。この曲はずっとツイン・ギターでハモりまくってますから。
ーーある種、5人体制のMoi dix Moisがサウンドの面でも現れてる音かな、と。
Mana:集約されてますね。

M5 「Divine Place」
ーー”神聖な場所”って意味ですか?
Mana:そうですね。
ーー聴き進めていくと、Manaサマの邸宅へ訪問していった時のこと、みたいな感じもしたんですよ。
Mana:そういうふうに捉えてもらっても全然いいといますよ。想像は自由ですから(微笑)。
ーーそして、その邸宅で繰り広げられる甘くて危険な香りのするエロティックなあれこれが描かれてるのではないか?と(笑)。
Mana:それもあるんですけど、どっちかといえば、僕の中ではピュアなイメージがありますね、世界観的には。
ーーManaサマが、よくおっしゃる青い果実(笑)な感じ?
Mana:青い果実のタイプですね、方向性的には。

M6 「Pendulum」
ーーアルバムの初っ端からツイン・ドラムの激しい曲が続く中、先の「THE SECT」、そしてこの「Pendulum」で美しく厳かでゆったりした流れになって雰囲気がガラリと変わりますね。正に振り子(Penfulum)がゆっくり時を刻むように。
Mana:そんな感じです。あと、僕の中では'80年代にタイム・スリップする感じなんです。ポジティヴ・パンクが生まれた'80年代に。
ーー余談ですが、最近、NHKの深夜番組で'80年代音楽をフィーチャーする番組やってますよね。正にあの時代を回想してるような感じでしょうか?
Mana:僕もたまに見ますけど(笑)。音的には回想してる部分はありますね。
ーーそして歌詞を読むと、やはり甘い時間なのかな?と。
Mana:そうです。
ーー青い果実のわりには、かなり甘くないですか?(笑)
Mana:「Pendulum」では、ちょっと大人の階段を上ってます(笑)。

M7 「The Pact of Silence」[SE]
ーーそしてアルバム13曲のど真ん中、7曲目はインストゥルメンタル。
Mana:はい。直訳すると”沈黙の条約”です。
ーー5、6曲目の、あの甘い出来事は秘密よ、みたいな?(笑)
Mana:うーん……信じ合えれば言葉はいらないであろう、というようなことです、簡単に言うと。僕の音を好きでいてくれる人達は、多くを語らなくても解ってくれてるような気がします。僕、基本的にしゃべらないんですけどーー。
ーーそうですよね、今もテレパシーで会話してますから(笑)。
Mana:はい。”密会”(=Moi-meme-Moitieイベント)とか、そういったファンとの触れ合いの場もあるんですけど、そこでも僕、しゃべらないんです。でも、たぶん、感じてくれてるであろうと信じてますけどね、僕の想いは。

【 Interview:Kimico Masubuchi】

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いかがでしたでしょうか?
このインタビューの後編は明日、3:33〜アップいたします。
どうぞお楽しみに

Moi dix Moisの詳しい情報はオフィシャル・サイトにて。

【 http://midi-nette.com/mdm/ 】

また、Manaサマの素敵な独り言が読めるブログはこちら。
今回のインタビューも、裏話を盛り込みながらご紹介していただいてます。
Manaサマ、ありがとうございます

Monologue+Garden 独白の庭